2024年おわら風の盆を舞台にIoT機器を活かした便益の追求の実証実験を行いました
合同会社banca(本社:富山県富山市、代表社員:丸山修平、以下:banca)は、オレンジマーケティング(本社:富山県富山市、代表:木村宏と、おわら行事運営員会と共に「公式LINE及びIoTBeaconを活用したおわら風の盆における便益提供の実証」として、2024年9月1日~2024年9月3日の期間でおわら風の盆を舞台として実施致しました。
この度、合同会社banca(以下、banca)とオレンジマーケティングとおわら行事運営員会は、2024年9月に開催された「おわら風の盆」において、地域の伝統文化の継承と新たな価値創出を目的とした実証実験を実施しました。本実証実験は、テクノロジーを活用した来場者の利便性向上および地域活性化を目指す取り組みの一環として、bancaが運営する面白ベースの会員の富山大学の学生の多大な協力のもと行われました。
■ 実証実験の概要
- LINE公式アカウントを活用した情報配信の強化
- 来場者向けに、当日のリアルタイム混雑情報(IoTBeacon活用)、トイレ、お休み所などをGoogle map通してLINE公式アカウントから配信。
■ 実証実験の様子
おわら風の盆当日は総勢15名の富山大学生とともに公式LINEに登録するよう案内を実施

公式LINE登録を促す様子

公式LINE登録を促すチラシ
■ 実証実験の結果
実証実験の結果、多くの方に利用いただき、「初めての場所で、駅からトイレがどこにあるかが分かり安心しておわら風の盆の会場に向かうことができた」「混雑している=盛り上がっている場所と捉えて混雑している場所を参考に素敵な踊りを見ることができました」といったコメントを頂きました。結果の詳細は行事運営員会に報告しております
- 3日間で1,000人以上の公式LINEの登録
- 3日間で1万回以上のGoogle Map閲覧数

■ 今後の展望
今回の実証実験を踏まえ、bancaは伝統に一層の敬意を払い、2025年度以降の「おわら風の盆」のさらなる進化を目指しおわら行事運営員会と取り組んでまいります。観覧者の声を反映した情報配信やサービスの改善を行い、より多くの人々に「おわら風の盆」の魅力を感じていただけるだけでなく、「次世代継承」「経済性」など、サステナブルな観点に目を向けた企画に拡張し、地域の活性化および観光振興の推進に寄与いたします。
■ 本件に関するお問い合わせ
合同会社banca 代表:丸山 修平( E-mail: shuhei.maruyama@teambanca.com)
以上